ナオミとカナコ(著者:奥田 英朗)

読んだ本(小説関係)
セレブワーママ
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こんにちは!セレブワーママです。

女性の心理描写が素晴らしい奥田 英朗さんの小説をご紹介です!

ネタバレ含みます

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ナオミとカナコ (幻冬舎文庫) [ 奥田英朗 ]
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あらすじ

百貨店の外商部で働くキャリアウーマンの小田直美。

ある日、大学時代の親友である服部加奈子の自宅を訪れると

彼女の顔には大きな痣が。

夫からDVを受けながらも、報復を恐れて離婚を切り出せない加奈子。

そんな加奈子に、直美は二人で協力して夫を殺害することを提案します。

これは「殺人」ではなく、「排除」ーー

完璧なようで穴だらけの計画

直美と加奈子は計画通り夫を「排除」するのですが、

所詮は素人なので、どんどん警察や夫の家族に追い詰められていきます。

犯罪を犯している彼女たちを、「何とか逃げ切って!」と

こちらまで緊張して応援までしてしまうような作品です。

ラストは手に汗握る展開!

物語は直美と加奈子の視点で描かれているのですが、

加奈子視点になってからは、「彼女たちがしたことがいつバレるのか?」と

ドキドキして一気に読み進めてしまいました。

こちらにまで緊張感が伝わってくる面白い作品でした!

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