聖母（著者：秋吉理香子）

読んだ本（小説関係）
セレブワーママ
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こんにちは！セレブワーママです。

今日も新イヤミスの女王　秋吉理香子さんの本紹介です。

※本編のネタバレ含みます


あらすじ

こちらの物語は、幼い男児が遺体で発見される事件が発覚することから始まります。

近所で起きたショッキングな事件に、母親の保奈美は

自分の娘を守るために必死になります。

母親の愛と犯罪のミステリーが交錯する物語で一気見してしまいます！

母親の過剰な愛

母親の保奈美は大変な不妊治療を経て、愛娘・薫を授かります。

しかし、幼い男児が遺体で発見されたというニュースを見て、

「もしわが子が同じ目にあってしまったら・・・」と不安を募らせます。

なかなか捕まらない犯人。

そこで、母親は夜中に双眼鏡で家の周辺を観察。

すると、ちょうど不審な動きをする人物を発見。

「こんな時間にあんな人気のないところにいるなんて・・・

犯人に違いないわ！！」→通報

お、おそろしい・・・

ただ、こういった伏線があらゆるところにちりばめられており、

ラストで一気に回収される展開にページをめくる手がとまりません！

みんな騙される展開

本だからこそ味わえる騙された感があって、すごく面白いです。

思い込みってこわい・・・

「子供を守るためなら犯罪も厭わない」という母親の行き過ぎた愛にも

ゾッとさせられます。

おわりに

読書って想像力を働かせてくれる最高の娯楽だと思います。

不妊治療のことも詳しく書いてあり、治療を受ける保奈美の葛藤にも胸が痛みます。

どんでん返しを味わいたい方はぜひ読んでみてくださいね！

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